プロぺシアを服用中に子作りをしても大丈夫なの?
薄毛治療をする人なら服用する可能性があるプロペシアですが、この薬には性欲が減退や精子減少の副作用を生じる可能性があり、それが子作りに影響を及ぼす可能性があることが示唆されています。
フィナステリド(プロペシアの有効成分)とEDの関係については、次の記事で詳しく解説中ですので、そちらをご覧ください。
プロぺシアの原因で発症したEDは薬をやめれば解消する?
しかし、プロペシアの飲むことで子作りに影響が実際に出る割合はたったの数パーセントであり、そのほとんどが自覚症状のみです。つまり、多くの人に影響が出ることはないとされています。
ですので、AGA治療薬を飲むことで不妊になってしまうかもしれないという、先入観が性欲を減退させている可能性が高いとされています。いわゆるプラシーボ効果というものですね。
また、副作用については性機能に関連するものの他に、じんましんや唇などが腫れてしまうといったものが報告されていあす。これらの症状について詳しく知りたい方は、次の記事をご覧いただければ幸いです。
薄毛治療薬・プロペシア(有効成分フィナステリド)の副作用
なお、薬を飲むことで精子自体に影響が出ることはなく、これが原因で子供に障害が出ることはありません。ただし、薬を服用しているプレッシャーから、性欲が減退したり射精することに障害が出てしまうことが稀に見られることがあります。おそらく、それも思い込みが引き起こすものです。
ですので、正しい知識を持って使用をすれば、安全性の高い薬ですから、おかしな噂にまぎらわされないようにしてくださいね。薬を服用することためには、正しい知識を持っておくことが大切です。
ただし、数パーセントとは言え、副作用の発生する確率がゼロではありません。ですから、もし症状が出た場合にはすぐに使用を中止することが大切です。
服用をやめることで性機能が回復することですし、精神的にも肉体的にも子作りに影響が出てしまう場合は服用を中止することがすすめられます。
そして、薄毛治療としてプロペシアを服用する場合はパートナーと話し合いをすることが重要です。
女性は子供を授かることができる年齢に限度があります。パートナーと話し合い、いつ子供が欲しいのかなどを十分に話し合った上で、子作りとプロペシアの服用時期を決めるようにしましょう。
髪の毛は人の印象を変えてしまう大きなものです。従って悩みの種になることもあります。薄毛治療は早いことに越したことはありません。そのためパートナーと出会う前から服用している人は自分が薄毛治療をしていることをパートナーに打ち明け、子供と薄毛治療の両立をする方法をともに考えることが大切です。